聖心は変わらない。でも広がっていく。

聖心の入試方式が増えます

大学創立75周年を迎え、
私たちは歩みを続けます。

日本で最初の新制女子大学の
一つとして発足した聖心女子大学は、
2023年に創立75周年を迎えました。
創立以来の教育理念を新たな時代を踏まえて実現するため、
新規のカリキュラムをスタートさせ、入試制度を多様化します。

聖心女子大学の成り立ちを教えてください。

フランス革命期の最中、修道女、聖マグダレナ?ソフィア?バラにより『聖心会(カトリック女子修道会)』が設立されました。そして、第2次世界大戦後すぐ、日本にその理念を受け継ぐ聖心女子大学が誕生します。どちらの時代も今と同じ、激動の時代でした。

なぜ、聖心女子大学は創立されたのですか?

人と人とをつなぐコミュニケーション能力を高め、それを活かし、人と社会に貢献できる指導的?行動的な人間を育成するためです。「社会のどんな場所にあっても、その場に愛の灯を掲げる人になりなさい」と初代学長エリザベス?ブリットは語っています。

初代学長の目指したものは何ですか?

初代学長エリザベス?ブリットは、学生に自発的な学びを促すとともに、一人一人の人間性も育み、大学で得た深い知見や多様な経験が卒業後も豊かに実り、一生を支えることができるようにと願い、リベラル?アーツを聖心女子大学の教育の中心に据えました。

リベラル?アーツとは

リベラル?アーツという言葉の起源は、ギリシア?ローマ時代にまでさかのぼります。Aという知識だけでは一方的な見方に縛られ、自由とは言えません。しかし、Bという違う視点を得ることで、新たな考えが生まれ、多様な世界へと解き放たれます。幅広い知識を持つことで自分の世界を広げる学びをリベラル?アーツといいます。

聖心女子大学でリベラル?アーツを学ぶと、どのようになれますか?

幅広い知識を得られるだけでなく、異なる分野と分野をつないで自分の視野を広げ、論理的思考力、柔軟で的確な判断力、自分の意見を発信する力、広く社会に貢献する力をつけ、より良い社会を築くために行動できるようになります。詳しくは、この下の記事をご覧ください。

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リベラル?アーツRooted in the Past

聖心女子大学 学長 安達 まみ
聖心女子大学 学長 安達 まみ

予測不能な時代に、「愛の灯」を掲げる

聖心の教育は、フランス革命期という、将来の予測が困難な、現代によく似た歴史の転換点に生まれました。創立以来、イエスの聖心(みこころ)の愛に学び、自発的に学業に励み、その成果をもって広く他者と関わるとともに、未来に向けて行動する女性を世に送り出してきました。不透明な時代にこそ求められ、真価を発揮するのは、人と人とをつなぎ、本学の初代学長の言葉を実践する、「社会のどこにあっても愛の灯を掲げる」力です。

聖心女子大学のリベラル?アーツ 「3つのBe」

  • Be Independent.

    自分らしく

  • Be Intelligent.

    賢く

  • Be Cooperative.

    助けあう

行動する知性をもって社会に働きかける

本学では学科?専攻と聖心リベラル?アーツ群という、縦横(たてよこ)が織りなす学びを用意しています。専門的な学びと、広く興味のある分野の発見と追求をとおして、現代の複雑な問題を解決する行動する知性を育みます。教室では仲間と親しく議論することで、互いに尊重しあい、リーダーシップを身につけていきます。渋谷区広尾という国際色豊かな立地を生かした、多様な文化との交流の機会も多く、ボランティア活動などを通して社会に貢献する環境も整っています。卒業生たちは、就職先の企業からも、他者を尊重し共に働く力を高く評価されています。