学習目標 |
現代ヨーロッパの基層となる文化としての、そして同時に現代人にとって「異文化」としての相貌を帯びる中世の文化というものに理解をもっていただければと思います。 |
授業概要 |
古代末期の文化を継承した初期中世文化の形成を経て、盛期中世におけるさまざまな局面における文化的開花、そして中世末期の成熟へと至る経過をたどります。 ここで言う「文化」とは学問や芸術というより、それらを含めた衣食住、技術、道徳、宗教など物心両面にわたる生活様式やその内容のことを指します。 |
テキスト |
特になし。 |
参考文献?課題図書 |
J.ル?ゴフ著『中世西欧文明』論創社 G.デュビー著『フランス文化史 1(中世)』人文書院 堀米庸三編『生活の世界歴史6 中世の森の中で』河出書房新社 佐藤?池上著『世界の歴史10 西ヨーロッパ世界の形成』中央公論社 |
受講生への要望 |
明快な講義を心がけますが、私の講義は一度欠席すると分かりにくくなるらしいので注意してください。 |
評価方法 |
出席および学年末の評価(試験 or レポート) |
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授業計画 |
1.イントロダクション 2.ガリア人―フランス人の祖先? 1 3. 2 4.フランス語の起こり 5.古代末期の文 | | |