学習目標 |
?キリスト教正典である『聖書』に関する基礎知識を得る。 ?キリスト教に固有な現実理解の特徴を理解する。 ?古代のテキストを現代的視点から読むことを学ぶ。 |
授業概要 |
キリスト教は、イエス?キリストが人間と世界に対する神の決定的な働きかけであると理解し、この理解の証言として『聖書』という書物を「正典」と定めている。その『聖書』の歴史的?文化的な背景を踏まえつつ、いくつかの視点からキリスト教に特徴的な内在的論理の特徴を探る。 |
テキスト |
『聖書 新共同訳 旧約聖書 続編つき』(日本聖書協会) 聖書を持っていない人は購入すること。 なお授業時に配布するプリント |
参考文献?課題図書 |
?青野太潮『どう読むか、聖書』(朝日選書490) ?小田垣雅也『キリスト教の歴史』(講談社学術文庫1176) ?芦名定道/土井健司/辻学『現代を生きるキリスト教』(教文館) ?上村静『宗教の倒錯:ユダヤ教?イエス?キリスト教』(岩波書店) ?土井健司『キリスト教を問いなおす』(ちくま新書425) |
受講生への要望 |
意欲的に取り組んで下さい。私語厳禁。 |
評価方法 |
出席40%、年間で約6回行われる小テスト60%。 その他の加点要素についての扱いは授業時に指示する。 |