学習目標 |
今日の中国経済の(1)特徴と比較優位を理解し、(2)その歴史的背景と国際環境を学んだうえで、(3)日本に及ぼす影響とその意味をグローバル化の文脈のなかでとらえる。 |
授業概要 |
報告形式で行う。まずリーマンショック以降の中国経済が、どのような政策によってV字型回復を実現したのかを解明する。次に中国の国際競争力を産業別の成長過程から分析する。さらに日本との事例の比較を行って、東アジアの産業構造変動を俯瞰する。 |
テキスト |
朱炎編(2010)『国際金融危機後の中国経済』勁草書房 |
参考文献?課題図書 |
大橋英夫?丸川知雄(2009)『中国企業のルネサンス』岩波書店。 呉軍華(2008)『中国:静かなる革命』日本経済新聞出版社 |
受講生への要望 |
現状分析から入るので、新聞の中国経済に日々目を通すことが望ましい。 |
評価方法 |
出席(20%)、報告内容(30%)、質疑応答(10%)、レポート(40%)によって評価する |