授業概要 |
まず現代社会において日々の生活を通して私たち女性が見、聞き、感じている共通の体験を掘り下げていきましょう。そのプロセスにおいて私たちは様々な生活場面を通して女性特有の課題に直面するようになります。 またその背景となっている伝統的に培われてきた女性観がポジティブな意味でもネガティブな意味でも浮き彫りになってきます。そうした経験に根ざした女性の視点から社会の諸問題を捉えなおそうとする試みを通して、同じような経験を共有する世界の女性たちの関心とその動きに敏感になっていくのです。共感と連帯の輪を広げていくことが私たち女性の意識の地平を広げる大きな契機となるからです。 その広がりの中で、もう一方の性である男性と様々な生活場面でどのようにお互いを一個の人格として尊重しあい互いを生かしあえる豊かなかかわりが築けるのか、ともに対等なパートナーとして家庭人、社会人、そして地球市民として私たちが今日の社会にどのような貢献をなすことが可能なのか新しい視点で一緒に考えて見ましょう。 |
課題?評価 |
小レポート、ディスカッション、授業参加度を試験に加味する。 |
テキスト |
長島世津子著『ライフ?シェアとパートナ―シップーキリスト教女性学』門土社 |
参考文献 |
適宜紹介する。 |
受講生への要望 |
世界を取り巻くさまざまな問題に好奇心を持つ事から始めましょう。一年後のあなたが楽しみです。 |
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授業計画 |
?女性学とは ?問題意識の整理 ?女性としてのアイデンティティは | | |