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2024年度トーチライト?プロセッションと感謝の祈りを開催

3月12日(水)に本学聖堂において2024年度のトーチライト?プロセッションと感謝の祈りが行われました。昨年度に引き続き、卒業式とは別日程を設け、聖堂での開催となりました。当日は、学部卒業生?大学院修了生が約250名、在学生約50名、卒業生のご家族約190名と本学関係者を合わせて総勢500名以上が参加しました。

トーチライト?プロセッションは創立当初から続く本学伝統の行事で、イエス?キリストの「聖心の愛(みこころのあい)」を象徴する蝋燭の火を、学長から卒業生へ、そして卒業生から在学生へ受け渡し、その精神を引き継ぐ行事です。聖歌隊による聖歌が演奏される中、聖堂の中央通路を進む学長より卒業生の代表者へ蝋燭の火が受け渡されました。卒業生の間で火がリレーされていったあと、卒業生から在学生へ火の受け渡しが行われました。卒業生、在学生の一人ひとりが、それぞれの心に「聖心の愛の火」が灯っていることを確認しました。

感謝の祈りでは、クラレチアン宣教会増田健神父様による司式のもと、大学生活を振り返り、神様のお恵みに感謝しお祈りを捧げました。事前に卒業生から寄せられたお祈りを共有する場面では、「コロナ禍で始まった大学生活を通じて、人とのつながりの大切さを学びました」「どんな挑戦に対しても笑顔で背中を押してくださる方々に囲まれて、たくさん成長することができました」「先生や友人などたくさんの出会いに恵まれ、貴重な学びの機会を得られたことに感謝します」といった、学生生活の思い出や温かい言葉を共有することができました。神父様のお説教では、大学名に心=ハートという言葉が入っていることをこれからも大切にしてください、とお話がありました。また、今後の人生で困難に出会ったときには今日の日を思い出し、キリストの愛が皆さんの心に灯っていること、そしてキリストはいつもともにいてくださることを忘れないでください、と力強く語られました。

参加した卒業生には記念品として、ライト付き多機能ボールペンが贈られました。卒業後も本日のことを思い出し、社会に光を照らす存在であるようにとの願いが込められています。卒業生とご家族が本学の精神的な中心である聖堂に集う貴重な機会となり、卒業にあたり本学らしさを改めて実感できる行事となりました。

(マグダレナ?ソフィアセンター)

卒業生の間で火を受け渡す様子
感謝の祈りの様子
卒業生のお祈りの言葉を共有する様子