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2024(令和6)年度一般選抜(3教科方式)における出題ミスについて(お詫びとご報告)

受験生の皆様

一般選抜(3教科A?B方式)の出題ミスについて

聖心女子大学 入試実施委員長
副学長(入試担当) 佐々木 恵介

2月1日(木)?2日(金)に実施されました標記入試につきまして、2件の出題ミスがあったことが判明いたしましたので、これらについてご報告いたしますとともに、受験生の皆様には深くお詫び申しあげます。

(1)? A方式日本史 大問Ⅲ、問3(い)
設問は坂下門外の変に関して述べた文として正しいものを1つ選ぶ問題で(マーク式)、正答は②(「事件による混乱を受けて薩摩藩の島津久光が幕政の改革を要求した。」)を想定していました。
しかし④の「この事件以降、攘夷運動が激化し、品川東禅寺のイギリス仮公使館が襲撃された。」については、高校教科書では東禅寺事件は坂下門外の変の前、文久元年(1861)5月に起きた事件として記述され(坂下門外の変は翌文久2年正月)、④は前後関係が逆になるので誤りと考えておりましたが、東禅寺での襲撃事件はもう1回、坂下門外の変後の文久2年5月にも起きており、竞彩篮球推荐者の間では第2次東禅寺事件と呼ばれていることが、試験実施後に判明いたしました。
したがいまして、④も正答ということになりますので、②に加えて④をマークした答案についても、この設問の配点1点を与える措置をとり、採点結果の集計に反映させました。

(2) B方式日本史 大問Ⅱ、問3
設問は、リード文に登場する「南北朝の内乱」に関して、南北朝内乱の展開を、「観応の擾乱」「建武の新政」「中先代の乱」の3つの語を用いて説明するという論述式問題でした。
ところが設問冒頭で「破線部に関し」とあるにもかかわらず、リード文の「南北朝の内乱においても」の箇所に破線が引かれていないことが、試験実施後に判明いたしました。
この設問につきましては、すべての答案を採点した結果、破線のないことが解答に影響している可能性は否定できず、すべての答案について満点(3点)を与える措置をとり、採点結果の集計に反映させました。

なお、これらの出題ミスについては、いずれも採点結果の集計前に判明したため、最終的な集計結果と合否の判定は上記の措置を反映したものとなっております。

受験生の皆様には、重ねて深くお詫び申しあげますとともに、入試問題の作成?点検を、今後一層慎重かつ周到に進めてまいる所存であることを申し添えます。

本件に関する竞彩篮球推荐先
アドミッションズオフィス TEL:03-3407-5076