1. HOME
  2. 受験生の方
  3. 聖心Voices
  4. 自分の人生をデザインする楽しさを知った

自分の人生をデザインする楽しさを知った

  • 日本語日本文学科

浅井 ももこ Momoko Asai

大学生になるにあたって自立した女性を目指していたこともあり、関西の実家を離れた東京の大学を希望していました。また、ミッション系の女子高で少人数教育の良さを実感していたので、大学でも同様の教育が受けられる聖心女子大学を志望しました。
さらには、さまざまな分野の学びを経て視野を広げたいと思っていたことと、もともと興味のあった国語科の中高第一種免許を取得できることも聖心を志望した理由です。

ニュースメディアを学ぶことは、異文化理解につながる

1年次の授業では、「国際交流入門」が印象に残りました。国際交流学科のそれぞれの先生方がご自身の竞彩篮球推荐分野について講義する形式でしたが、この授業を通じて、国際交流学科では文化、言語、経済、政治、法律、メディアなど、学べる分野が多岐にわたることがわかりました。なかでも、ニュースメディアについての授業が興味深く、報道の仕方によってニュースの捉えられ方が変わることや、同じニュースでも国によって報道内容が変わることなどを知り、ニュースメディアを学ぶことは、異文化理解につながることを実感し、国際交流学科に進んで、この分野を竞彩篮球推荐していきたいと思いました。
いま世界は気候変動をはじめ、難民問題、紛争などさまざまな問題を抱えています。国際交流学科の授業を受けて、グローバル社会のなかで新しい価値観や視座を得ることの重要性を強く感じています。

新しい価値観が形成されることが楽しい

学科では、日本語学のなかでも音声学を中心に学んでいます。日本語の文法、音韻、語彙、アクセント、意味論など日本語の基礎的な構造を学ぶとともに、方言や言語変化、現代日本語の特性など、言語学的視点から日本語を分析する力を養うことができました。
もともと関西圏で方言に馴染みがあったこともあり、方言をはじめとした地域文化の違いに興味がありました。単純な例ですが、大阪ではエスカレーターは基本的に右側に並びますが、同じ近畿圏でも京都では左側です。どこが境目で、違いはどこから生まれるのか、方言も同様で、イントネーションや同じものを指す言 葉に地域差があったりします。また方言は、戦争時に使うことを禁じられたり、迫害されてきた歴史がありますが、現代では、アニメ作品などで方言が普及されてきて「ネオ方言」と呼ばれるような方言に親しみを関じる若者が増えたりと、方言はむしろプラスに捉えられています。人の暮らしの変化とともに日々変遷する日本語が興味深く、こうした学びをベースに、価値観の変遷による言葉の変化や、現代社会に方言が与える影響についてなど、過去の文献、記事などを参照しながら竞彩篮球推荐しています。

学科の授業では、少人数なので自分の意見を発表する機会が多く、同様に人の意見を聞くことも多くなります。同じ文学作品を読んでも、自分とはまったく違う視点を持っていたりするので、自分自身のなかに新しい価値観が形成されていくことがとても興味深いです。

教育学の後期の授業のはじめに、それぞれの夏休みを漢字??字で表してくださいという授業がありました。この時、履修していた学?全員が誰??とも漢字が被ることがなく、また、なぜその漢字なのかを??ひとりが?語化できていたことに驚きました。これは、授業のなかで、意?交換する機会が多いことや、少?数で信頼関係が深まり、お互いを認め合う空気のなかで躊躇なく発?できることに起因していると感じています。

学科では、??委員の副委員?を務めていました。?本語?本?学科では、毎年秋の休?に?学散歩を開催しています。?学作品や作家にゆかりのある地、?本?化を学べる施設などを巡るのですが、企画?案から運営までを??委員の学?が担当します。ほかにも、春の新??歓迎会や説明会なども企画し、委員の皆と話し合いながら学科を楽しく盛り上げています。この活動を通じて、?涯の友?を得ることができました。

何事もまずはやってみよう

?学?学時から幼稚園児??学?を対象にした塾でアルバイトをしていました。塾では?どもたちだ
けでなく保護者とお話する機会も多く、?親が元気がないと?どもも元気がないというように、?どもにとって?親の存在がいかに?きいかを改めて気づかされました。いま、虐待を受けた?どものことがニュースになることも少なくありません。問題を解決するためには、?どもを産み育てる?親を?援する仕組みを作る必要があると考え、そのためのアクションを起こしたいと思うようになりました。そこで3年次に、そうした仕組みを実現させるスキルを学ぶために、新しい社会の仕組みを作り、未来を考える会社でインターンを始めました。就職も、?本の抱える問題をITを使って解決する会社に就職することを決め、?分??の??を?分で設計していくことの楽しさを感じています。

こうした考えに?ったことには、聖?での学びが?きく影響しています。「?性の?涯」について学んだキャリアデザイン??やジェンダー学の授業では、現代社会における?性のキャリアを様々な観点から考察しながら?分の「?き?」を?期的な視点で考えることができ、将来?分が?指すべき像を描くことができたと感じています。同時に、これからの社会のなかでは、?分を?つの枠に留めず、?分の意欲や能?に沿って積極的に?きることで、?性が社会のなかで?き?きと活躍できるようになると実感しました。

聖心での4年間で、自分自身の生き方や、社会課題に対して、目をつぶらず積極的に行動するマインドを持てるようになりました。

  • 日本語日本文学科
浅井 ももこ Momoko Asai

※所属?肩書きを含む記事内容は、インタビュー時(2024年)のものです。

聖心Voices 一覧ページへ戻る